これ吸う間だけ、笑ってて

「答え合わせはいいから 今夜ふたり夢を見ようよ」

担降りブログを書いたらまさかのアリーナ席だった話〜担降り後日談ポエム〜

 ※ほんの若干ですが嵐2017ツアーのネタバレ有です。
 前記事参照の通り、担降りすると宣言しましたがいつもと変わらないテンションでコンサートに向かって、それから帰って寝付けなくて、勢いだけで書いた記事ではありますが、その夜の高ぶりを大切にしたいのであえて推敲は最低限にしています。ご容赦ください。




 2017.11.19
 本当の意味で、この日が担降りの時でした。

 寒い11月の札幌は雪景色で。
 ドームの急階段はいつも通りしんどくて。
 けどそれを、一番下まで降りたのは初めてで。
 はじめて、アリーナ席でした。
 今までせいぜいスタンドの真ん中くらいが一番よかった席で、それでもはしゃいでた私を思い出して、それから「やっぱり無欲の勝利ってあるんだな」とも思いました。アルバムもあんまり予習してなかったし、参戦服と呼ぶにはあまりにも地味な格好だったし。
 でも、一目その姿を見たら泣けました。
 肉眼で表情が見えたのも初めてでした
 

 「アイドルとは普通の男の子達がある一定の条件を満たすと“神格化”する集団であり、その『ある一定の条件』の中にコンサートが含まれている」
 

 彼の語る中で一番好きだった言葉。
 ……二宮さんは私の目の前で、かみさまになったんだな。
 なんてよくわからないことを本気で考えてしまうくらいに、肉眼で見たその姿はあまりに素敵で。いつも画面越し、紙面の向こうに見つめていた彼は、本当に綺麗な人でした。かっこよくて、かわいくて、あざやかで、あざとくて、プロフェッショナル、私が青春のぜんぶを使って見つめた二宮和也というアイドルはなんて素晴らしかったのだろう!と、心臓が震えて。やっぱりずっと好きでいるきもちは変わらないんだろうな、となんだか納得さえして。
 
 最後の最後、一番最後に交わしたフレーズ。
 Wアンコール、「カンパイ・ソング」の歌詞の最後は
 

 "バイバーイ!じゃーね! バイバーイ!じゃーね!"

 
 たとえ歌詞だとしても、目が合わなくても。お互いに笑顔で手を振って、じゃあね!ができて。
 やっぱり最高までこの人との思い出はドラマチックでした。
 だって二宮和也と、二宮担はいつだってポエティックだ。それでいい、そのほうがいいに決まってる。幸せだったな、幸せだな、二宮担でいた自分に満足しかないです。二宮担としての私の物語に100パーセント後悔はないし、1000パーセント、楽しい毎日だった。
 多分また、時々会いたくなってその顔を見た時は。きっといつものちょっとスケコマシな笑顔で、その歌声で、ステキなウィンクひとつきめちゃう、完璧なアイドルで居てくれると心から信頼することができるから、
 
 ばいばい、じゃあね、私の青い春を燃やして愛したあなた様。
 
 
 
 
 


 
 (それから、 紅白の司会この目にしかと焼き付けます。
 また第39回日本アカデミー賞主演男優賞みたいに、たくさん誇ってください。4人に囲まれて話すそのイタズラな笑顔が、本当に大好きですから!)